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アブレシブウォータージェット切断装置 |
アブレシブウォータージェット切断工法 |
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鋼床版面を傷つけず、舗装体を確実に切断
概 要
当工法は、橋梁部の鋼床版上の舗装体を切断する際、鋼床版面を傷つけず、かつ舗装体を確実に鋼床版面まで切断する技術である。
従来工法のコンクリートカッターによる切断では、舗装体が鋼床版面まで切断出来ていなかったり、逆に鋼床版まで切断する事象が発生しており、その課題を解決した。 |
特 徴
①ウォータージェット工法を採用することにより、舗装体を確実に鋼床版面まで切断することを可能とした。
②投射材を混入するアブレシブウォータージェット工法を採用すること により、ウォータージェットエ法のみでは切断できなかった舗装体の 粗骨材まで切断することが可能となり、切断面の角欠けを抑制することが出来た。また、鋼床版補強などで用いられているSFRC についても、舗装体のスチールファイバーの切断も可能とした。
③ノズルヘッドを揺動式にすることにより、切断幅が調整でき、また 投射材が線状ではなく、面状で当たることにより、鋼床版表面を 一種ケレンに近い状態にすることを可能とした。
④切断機に発電機を搭載させて、駆動を電動式にすることにより、低速かつ等速走行を可能とした。 |
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仕様(厚さ40㎜のSFRCの場合) |
吐出水量
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22ℓ/min程度
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吐出圧力
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200MPa程度
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切断幅
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5㎜~20㎜
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切断速度
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0.5~2.0m/min程度
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投射材 |
スチールショット1.4㎜玉 |
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