フタミでは、新技術の開発などを「フタミニュース」として発行しております。
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目地補修における目地材除去用ウォータージェットマシーン |
施工幅の調整対応を可能にしたウォータージェット目地除去装置 |

はつり装置 上部(青色)と下部(緑色)が分割できます |
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関西国際空港にて試験施工を行い、目地補修工事に採用されました
概 要
当該技術は、空港等のコンクリート舗装間の目地を補修する際、ウォータージェット工法にて専用のノズルヘッドを用い、超高圧の水圧で目地材を除去する技術になります。
従来技術では、重機に掻き出す爪(リッパ)を取り付けて搔き出し、人力にて取り出した上に、側面の残った目地をハンドカッター等にて切断、高圧洗浄機にて水洗いを行った後に、目地材の充填を行う必要がありました。 |
特 徴
①目地除去専用のノズルヘッドの開発により、施工する幅に合わせてノズル個数、又はノズルサイズを変更して施工を行える為、目地幅が一定でない場合にも柔軟に対応することが可能です。
②従来技術では目地幅が極端に狭いと、断面に目地材が残存することがありましたが、当該技術の場合、形状による影響がありません。
③専用クリーナーと特殊吸引車をホースで接続することにより、濁水・廃材を同時吸引する為、機械施工後に洗浄作業を行う必要が無く、省人化・工程の短縮が図れます。
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専用ノズルヘッド仕様 |
ノズル穴数
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1~12穴 |
吐出水量 |
8~22ℓ/min程度 |
吐出圧力 |
80~245Mpa |
施工幅 |
10~70㎜ |
除去速度 |
3m/min程度 |
施工能力 |
80~100m/h程度 |
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